2014-06-20 いろいろとごはんをつくった
母が海外旅行から帰ってきた。また自炊しない生活がはじまる。
ぼくはこの一週間でいろいろとごはんをつくった。特別な料理ではなくて、ごくふつうのつまらないごはんだ。大切なのは自分で用意すること。すでに作られたものを食べるだけでも良いのだけど、外で食べるのではなく、家で用意して食べる。
たとえば 16 日の献立をあげよう。これはほとんどぼくのいつものメニューだ。
- ごはん
- みそ汁
- 納豆
- もずく
- ひややっこ
- 肉の炒めもの
- 目玉焼き
どれも簡単な調理で食べられる。ご飯は洗って炊飯器を使う。みそ汁はインスタントなので、お湯を沸かして、注ぐだけ。納豆ともずくは開けるだけ。ひややっこは開けて、かつお節としょうゆをかける。肉の炒めものは下準備されて売られているものをフライパンで焼いて食べる。目玉焼きは卵を割って焼くだけだ。はっきり言って料理と呼べるものではなく、ほとんどは「開封するだけで食べられる」と銘打たれていても違和感がない。
ぼくは割と舌が悪くて、まずいものは嫌だけど、ある程度のものなら何も言わずに食べる。毎日同じでも文句は言わない。上記だって、変わるのは最後の 2 つくらいで、あとは毎日同じものだ。炒めもののかわりに魚の缶詰や惣菜や豆などになる。
このとりあわせを見ていると、昔、服装に迷っていた頃を思い出す。何を着ればいいのだろうと一生懸命考えていた時期があったのだけど、ルールをきめるようになってずいぶんと楽になった。
まずパーツにわけて考える。下着・半袖(or長袖)・えりのあるシャツ・上着というレイヤーで考える。レイヤーを決めれば、あとはその入れ替えだけだ。えりのあるシャツのところをパーカーにするなど、入れ替えることはあるが、その場合は下はこれを着ようといった暗黙のルールを決める。
ほかにも、ぼくは服を買うときに同じものや色違いで 2 枚買う。同じ形・同じ素材というのが大切だ。選ぶのを色だけにすれば、あらゆる条件から選ぶよりずっと楽だ。
ごはんも同じ考え方で、なるべくルールを決める。ごはんかめんか。ごはんなら汁と一品はほしい、といった具合だ。それに調理しやすさなどを加味して、落ち着いたのが、上記の「ごはん・味噌汁・納豆・もずく・ひややっこ」だ。つまらないメニューだけど、きっと毎日食べても問題ない。