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2012-10-26 のどがいたい

この表題で数日前にも書いた気がするけれど、それを気にしないくらいには、ぼくは楽な気持ちで書いている。

明日はひさしぶりに休みがあるので「早起き」をしたい。

わざわざ括弧書きにするほどのことか、と思われるかもしれないが、三文くらいは得をするらしいし、ぼくは「早起きした時点でその休みは良い休みと言える」と考えている。

まずは「大したことではない」ということが大切なのだ。

たとえば、「デート」などはどうだろう。この言葉は、プランがどうだの、コースがどうだの、スポットがどうだのと飾り付けられることが多く、ひどく大げさに感じられる。けれども、その本質は日を決めて待ち合わせることにある。「date」である。言葉だけを素直に読めば、相手よりも日取りが先行している。実は大したことではないのだ。それについてくるあれやこれやがややこしくしている。

早起きはどうか。

大したことだと思われていないだろうし、わくわくもされないだろう。でも、土曜日の朝のなんとも言えぬ心地よさは、早起きせずには感じることがないし、さわやかな気持ちでゆったりと朝食をとったりできる。それでもまだいつもより早いくらいだ。早起きについてくるあれやこれやはうれしいことばかりだ。それは意中の人の笑顔ほどの刺激はないだろうが、休みというおだやかさを要する日には、より良い選択だと思う。

それに気負わなくて済む。大したことだと感じないし、それでいてしあわせな気持ちになれる。十分に括弧書きされる資格があると思う。どれくらいしあわせになれるのかとたずねられると答えるのは難しいが、きっと三文くらいなのだろう。

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