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2012-05-05 EMOBILE GL01Pが届いた

EMOBILE GL01Pが届いた。実を言うと届いたのは2日前である。昨日、そして今日の2日間で試していた。まだ2日ではあるが、試した感想などを書いておきたい。

まずは「なぜEMOBILE GL01Pを買うことにしたのか」を説明する。

前に書いたとおり、ぼくはASUS Zenbook UX21Eという端末を買った。この端末は大きさが299mmx196.8mmx17mm、重量が1.1kgという持ち運びを重視した薄型軽量の端末である。

Zenbookを買った目的は外でコンピュータを触るためである。目的に適した端末を選んだだけで、ASUSに思い入れがあるわけではない。価格と性能と目的にどれだけ適しているのかなどを考えた結果である。

Zenbookによって外でコンピュータを触るという目的は達成できたが、満足できない部分があった。それは外でWebアクセスできないことである。当初の目的にはWebアクセスは含まれていなかった。しかし、試してみると不便なところに気がつくのである。何かを調べたいときにわざわざスマートフォンを取り出して調べてというのはわずらわしい。なぜZenbookからWebアクセスできないのかと。

ぼくは2つの対策を考えた。1つはテザリングであり、もう1つはモバイルルーターを持つことである。

テザリングはスマートフォンの機能を使ってスマートフォンを経由してWebアクセスする方法である。この方法の長所は既に使用した実績のあるスマートフォンの回線を使うことができることである。良くも悪くも現状の回線を使えることは安心感をもたらす。この方法の短所は料金が高いことである。docomoでありXiでないパケットホーダイの場合は、上限の金額が+3000円ほどになる。毎月3000円多く払うことになるのは痛い。

モバイルルーターは持ち運びできるルーターである。Webアクセス用に別回線を契約する。この方法の長所は料金が安いことである。EMOBILEであれば月額3880円で契約できる。スマートフォン側のパケットホーダイを解約し、こちらのみにすれば現在よりも通信料を安く抑えられる。この方法の短所は不安な要素が多いことだ。使ったことのない回線に、使ったことのない機器を試すことになる。不安である。都市部を離れると遅いどころか繋らないかもしれないし、バッテリーは持たないかもしれない。

ぼくが選んだ対策はモバイルルーターだ。決め手は口コミである。実は友人が使っており、その意見を聞いて、上記の不安が解消されたからだ。

さて、実際に使ってみてどうかなのだが、正直なところ素晴しいとは言えない。

回線速度について言えば、以前より速くもないし遅くもない。携帯電話と同等の回線なので家でのWebアクセスと比べると遅い。それでもアクセスできないことに比べればまだ良い。場所により繋らない問題はあるが、現状はさほど気にならない。もうすこし様子見が要るだろう。

バッテリーについては毎日充電していれば問題にはならない。スペックとして書かれている9時間は嘘ではなさそうだ。

重量も思ったより軽いし小さい。持ち物がひとつ増えるので嬉しくはない。

料金請求はまだだが、計算に間違いがなければ、きっと安くなるはずだ。

当初の目的に加えて、Webアクセスもほぼ達成することができた。良いところばかりではないが、妥当な判断だったと思う。残り少ないゴールデンウィーク、快適な屋外コンピューティングを楽しみたいと思う。

60 min.


追記: ASUS からは二度と買わない (2020-05-16) 。