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2018-10-30 片付けをしていたら高校時代の教科書が出てきた

片付けをしていたら高校時代の教科書が出てきた。

捨てるためにまとめて、母に渡したダンボール箱がそのまま保管されていた。箱に油性ペンで書かれたぼくの字。「高校時代の教科書」。信じられない。間に引っ越しまで挟んでいるはずなのに、なぜ捨てなかったのか。そんなことをしているから、ゴミ屋敷になるんだ。

開いて中身を確かめる。確かに。埋めた記憶のないタイムカプセルだ。いくつかを手にとってパラパラとめくってみる。勉強にうんざりしていた毎日が思い出される。どれも悪くなさそうな本ばかりだけれど、これらを一気に渡されて望まないまま読まされればうんざりもするだろうな。

現代文。『城の崎にて』。これをやっていたころに当時の担任が『小僧の神様』をすすめたものだから、それを目当てに『城の崎にて』と『小僧の神様』が載った文庫本を買ったんだっけ。図書館で十分読めそうなものだけれど、なぜか買ったんだよな。いまだに本棚に置かれている。

一部の教科書はざっと読んでから捨てようかな……。