2018-08-01 育児休業に入る
世間では退職・転職エントリーがあふれているけど、ぼくは今日から育児休業に入る。
ぼくが育休をとるのは、いろいろ理由があるのだけど、ひとつには不必要な性による差が嫌いだからだ。
共働きの時代だ (と思っている) 。夫婦で同じように仕事から帰ってきて、妻が家事・育児をするなんてのはいびつだろう。仕事と家事で分担しているなら(それを良いとも思わないが)ともかく、共働きでは明らかにおかしいと思う。ぼくは自身の両親や身近ないくつかの人間を反面教師として、自身はそうなりたくないと強く感じる。家事における性差などほとんどないはずだ。
ぼくは女性が育休をとるという慣習をいびつだと感じる。育児は女性にしかできないのだろうか。出産は現状そうかもしれないが、育児はそうでないだろう。ぼくの胸から母乳は出ないが、粉ミルクや搾母乳を哺乳瓶であげることはできる。オムツや沐浴などももちろんできる。産休はともかく、育休は男性もとれる。育児における性差などほとんどないはずだ。
育休については、所得の関係で男性が……という意見もありそうだ。ぼくは、もしその所得の差が育休の有無に影響されて生まれているとしたら、悪い循環だと感じる。おそらく法的には差をつけてはいけないとなっていそう(知らない)だけど、それを抜きにしたとき、長期間抜ける人間と抜けない人間のどちらを重用するだろう……。鶏と卵だが、女性ばかりを育休をとれば男女の所得に差が出てしまわないだろうか。これはぼくの想像であって、現実にどうだかは知らない。でも、もし悪い循環なら、ぼくで終わりにできないかと思う。男女差に関係ない所得が減る問題ももちろんある。ただ半年は 67% 、残り半年は 50% の給付金がある。それではだめだろうか……。
これは完全に個人的な意見だが、人生において 1 人の子のために 1 年くらいは休んでも・休めても良いんじゃないか……とぼくは思う。
会社の人たちには迷惑をかけていると思う。申し訳ない(……があえて余計なことを言うなら、そこを考えるのは管理者・経営者の仕事であって、ぼくの仕事ではない)。特に弊社のような人数の少ない会社だとより問題が大きいと思うのだけど、ぼくのわがままを(法律どおりとは言え)通せるようにしてくれたのは本当にありがたいことだ。有意義な期間にしたい。
おむつを変えた直後(変えている途中)におしっこするの、勘弁してもらえませんか……。