2016-10-24 『赤ずきんは眠らない』であそんだ
数日前に家族と『赤ずきんは眠らない』で遊んだ。三人で遊んだ。いまひとつだった。
これは狼をだますゲームで、ルールはわりとシンプルだ。
ものとしてはキャラクターカード・おうちカード・カウンターがある。キャラクターカードは「狼」「赤ずきん」「おやぶた」「こぶた」がある。狼以外にはそれぞれ 3 点 2 点 1 点が描かれている。おうちカードは裏表にそれぞれ「トラップ」「おやすみなさい」が描かれている。
流れとしては、はじめのキャラクターカードを決め (どうやって決めるのか忘れた) 。狼以外はおうちカードのどちらかの面を選び、キャラクターカードに伏せて隠す。狼は対象のプレイヤーを選ぶ。狼に選ばれたプレイヤーが「トラップ」を伏せていればキャラクターカードの点数分、狼側は失い、選ばれた側は点数を得る。「おやすみなさい」なら、その逆だ。狼に選ばれなかったら「トラップ」なら 0 点、「おやすみなさい」ならキャタクターカードの点数分を得る。点数を失ったプレイヤーは、次にどのプレイヤーがどのキャラクターカードを持つのか指定する。
つまり「狼」と「選ばれた人」はそのキャラクター分プラスかマイナスに。「選ばれない人」はキャラクター分プラスかゼロだ。
このゲームは基本的に狼への二択を繰り返すだけだ。リーチがかかった人間が出ると「狼を押し付けて全員がトラップ」が基本になる。あえて稼いで差をつけにいく戦略もあるけど……。
これを三人で遊んだのだけど、正直なところ、つまらなかった。三人だと狼に選ばれない人の割合が二分の一で少ない。さらにトラップはノーリスクなので、基本はトラップになる。トラップにかければ点数になるのだから、それを狙うことになる。狼の便所感が強すぎる。何度か遊んだけど、意外とあっさりと終わる。人数を増やさないと面白くはならなさそう。かといって多すぎてもつまらないだろうな……。