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2016-10-15 『ロゴ コンストラクション』をよんだ

ロゴ コンストラクション』を読んだ。「読んだ」より「眺めた」のほうが適当かもしれない。

さまざまなロゴと、その制作過程の資料などが掲載されている。

こういうぱらぱらとめくって刺激を受ける感じは嫌いじゃない。ロゴだけではなく、その過程や最後の形までの変化が面白い。ものによっては過程の落書きのほうがぼく好みだったりする。

先に書いたとおり自分の好みが見えてくる。自分はやはりシンプルなものが好きなんだと分かる。またフォントをいじっただけの読めるものは好きじゃない。シンプルで誰でも描けそうに見えるものだ。理由が気になるもの、理由を聞いたときに「なるほど」と思わされるものが好きだ。

作者への質問がある。意外と多いのは「ロゴ」というものへの批判的な回答。「ロゴ自体には何の意味もありません」や「正直、ロゴは好きではありません」など。そのコメントの意図のほとんどはロゴの裏にあるアイデンティティや原則を大切にしろというもの。

参考にしたい。

今回はひさしぶりに図書館を利用した。合わせて借りた『コンパスと定規の数学』もぱらぱらとめくった感じ、面白そうだ。そちらはじっくりと手を動かしながら読みたい。