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2016-10-13 議論・決定を含む改善のための仕組みについて

書くことがない。GitHub と Twitter はどちらも大したことを書いていない。なぜだ。業務が落ち着いた……はずだったのだけど、いろいろなものを整理している。方針や体制を見直している感じだ。そのせいもあって残業を意外としているからだろう。

いつもの形では書くことがないので、そんななかで思ったことを忘れないように書いておく。「議論・決定を含む改善のための仕組みについて」だ。

明示すべきか、そうでないか。

明示。明文化。決定事項・方針・現状を明示すべきか。明文化するとそこに引きずられる。引きずられるのは白紙で考える機会を設けるなどして回避する。明文化するとみんなと共有できる。共有すると勝手には変えづらくなる。共有することで議論の開始地点につける。共有することで合議制になる。合議制の効率の悪さは後述の通り誰かが決めるという点に合意しておけば良い。他の利点がそれを圧倒する。

明示・明文化すべきだ。

みんなで決めるべきか、ひとりで決めるべきか。

みんなで話さないと視点が足りない。みんなで話すと結論が最大公約数的になりがち。みんなで話そうとしてもまわりに合わせるだけの奴が出て来る。立場や積極性などにより声の大きさ (音の大きさという意味ではない) が違う。誰かが話すとほかのみんなは話せないので発言の量によっては時間効率が悪い。

みんなでの議論とそこから意見をひろって決めるひとりという方式が良いのではないか。

みんなでの議論は軽く流れるように。発散させる。フロー。ひとりでの決定は重く流されないように。収束させる。ストック。これらの組み合わせで議論・決定しながら改善していく。

議論・意見。

議論において意見を出さない奴は要らない。まず自分の意見を持つのが望ましい。自分の譲れないもの・方針を持つべきだろう。肯定・否定するだけの奴は要らない。相手の意見の良いところを肯定し、悪いところを否定する。良い悪いは自身・集団の方針に照らして判断する。根本的に合わない (決定するひとりと完全に反対の方針を持つ) 場合はその集団から出ていくべきだ。それぞれのやりたいこと譲れないことをぶつけながら解決できる方法を模索する。理想は内発的なものから、自らの意思で意見を出すこと。実際には難しいので、外発的なもの、きっかけをつくる。強制的に意見を出す仕組みを設ける。否定し、否定されることに慣れる。合わせて形を変えるというよりは、ぶつける・削りあう感覚で望むほうが良いものができる印象。

議論にならない人・集団もある。意見を拾い上げる仕組みを設けつつ決めていく。