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2013-06-28 JUnit について教える

後輩に JUnit について教える。ぼく自身 JUnit に詳しいわけじゃないけれど、上には上、下には下が居るのでぼくなりに説明する。目標は、テスト自動化のメリットを感じられるようにすること、JUnit でコードを書けると感じてもらうこと、そのきっかけをつくること。

テストコードだけ黙々と書いてもつまらないので、テスト駆動開発も合わせて説明する。失敗するようなテストコードを書いて、成功するようにコードをつくるんだよ。レッドからグリーンになるよ。グリーンてことは壊れていないってことだよ、てな調子で。あくまで、テスト駆動開発とテストコードを書くことは、それぞれ別物だと強調しつつも、テストコードを確実に書くことになるし、テスタビリティの高いコードになるし、一石二鳥だよ、と説明する。

実際に手を動かしてもらうのは良い。話を聞くだけだとイメージが分かない。頭が良い人なら違うのかもしれないけれど、ぼくはこのほうがずっと良い。

ひととおり話して、手を動かしてもらったあと、後輩から感想をもらう。「どうして〜さんと話したあとはこんなにテンションが下がるんでしょう」

「それは君が自分のできることをうまくやることしかしなくって、新しいことをやろうとしないからだよ」と内心思ったが、「さあね。ぼくの興味とは違うからじゃないかな」と適当なことを言ってごまかした。

ぼくはこういうのが嫌なんだろうな。ぼくみたいのが教えている状況が。刺激的なレスポンスでもあれば違うのだろうけど。

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