2012-07-29 WSH(2)〜WSFを書く〜
WSH(Windows Script Host)について調べている。今日はWSFについて書いておく。
WSFはWindows Script Fileの略である。XML形式で書かれており、WSHスクリプトの動作を設定できる、らしい。
「らしい」と書いたのは、実は書いたことがないからだ。このWSFファイルはスクリプトの実行には必須ではない。VBScriptやJScriptをwscript.exeやcscript.exeに渡せば実行できてしまう。必須でないものというのは、きちんと勉強しないと知らないままに過ごすことが多い。WSFはその典型なのだ。
今回はそのWSFのサンプルを書く。はじめてのWSFだ。
まず今回書くサンプルの仕様を書く。バックアップをローテーションさせるスクリプトである。元ファイルと先ディレクトリとを指定。日付つきで実行時点から一週間分を保持しよう。古いファイルを消し、新しいファイルを日付つきで保持する。対象を選べるようsrcfileとdstdirというオプションを持たせよう。より実用的であるよう、好きではないけど、VBScriptを使う。こんな感じの仕様で作るつもりだ。
仕様が定まったので、さっそく実装する。WSFを作成する。
こんな感じ。コードはとりあえず「Hello, WSH!」にした。ここからコードを書いていく。とはいえ実際はここに記載せず別ファイルに切り出すつもりだ。script要素のsrc属性にファイル名を指定できるらしいから。
ひとまず今日はここまで。明日は引数処理かなあ。
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