なげやりである。なまけかもしれないが、ひとの迷惑よりも我が身が大事である。そういう人間になるなと教える人もいるが、ぼくは自分が自分以外を踏み付けて生きていることを自覚すべきだと思う。

夕食の牛たちは食われるために生まれてきたのは確かだが、死にたくはなかっただろう。その肉を食い、ぼくは生きている。肉だろうが草だろうが関係ない。

自分が生きるために他のものをさまたげている。踏み付けてその上に生きている。時に殺しもする。自覚なしに行うべきでない。

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