35分も考えてぼくが出した結論は「寒い」しか書くことがないということ。あがいたって無理なものは無理だから諦めて歌でも歌おうかな。同じように中身がなくたって後者はずっと楽しいし前者はすっと忘れてさ。

「、」なしで文を書いていると語順は大切なのだとよく分かる。普段のぼくの言葉がいかに間違っているのかも。一日で上手くならないから毎日下手を繰り返す。明日変化があったとしても明後日にはきっと戻っているよ。

ぼくが宇宙に出かけたら何もないことに驚くと思う。友人がぼくの部屋を見て驚いたのと同じくらいにはびっくりするだろう。ぼくの部屋が宇宙なら夜横になるだけでプラネタリウムに行かずに済むのがいいな。神戸は北まで行かないと星が見えない。明るい星しか見えない。南に行けばプラネタリウムは見れるのに。

声に出して読んで字を書いて繰り返し読んで繰り返し書いて覚えたのは「ゆううつ」という言葉で、それを忘れないように毎週のように繰り返している。寒い。今日は寒い。

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