blog.bouzuya.net

2025-12-31 2025 の blog.bouzuya.net をふりかえる

2025 の https://blog.bouzuya.net/ の記事をひととおり読み返した。

内容の薄い記事が多いものの、それでも毎日書いているので、それなりの情報量がある。

いろいろつくったり検証したりしている。 Web Push の検証・ヘッドレスブラウザでの PDF 生成・ lopdf での PDF 編集・ gRPC ・ nom での ical の parse ・ nom での ical の uri の parse ・ base64 を扱う crate ・クラシックな BBS bbbs ・ enum と str を変換するマクロ・ Markdown を管理する fubako ・ svg からの png 生成・ zenn 記事のためのサンプルコードなど。ただ、あまりモノとして完成しているものがない。このあたりは GitHub のリポジトリを見ればもっといろいろありそうだ (https://github.com/bouzuya/) 。

買ったものもそれなりにある。背もたれのないイス・炊飯器・掃除機・妻のスマホ・バランスボール・ピラティスポール・シュレッダー・箸・ポテトチップス・スプーンなど。書く必要があったのかは分からないものもある。使ってきたものがいろいろ壊れた年だった。いまイスはバランスボールに落ち着いている。腰の痛みは改善された。「バランスボールが良いというよりは動かさないのがダメ」というありきたりな結論にたどり着いた。

家族、特に子どもに関しての記載も多い。学校・保育園関連のイベント・子どもの初カラオケ・結婚指輪の買い直し・遠足を楽しみにする様子・バランスボールに穴をあけられた話・下の子の「げんきモキモキ」「しろぼっち」のような言い間違い・須磨シーワールドなどへのおでかけなど。節目を感じたり、そういえばそんなこともあったなと思い出す。

ポエムっぽいものもたくさんある。ストイックすぎるふりかえり・自作の選択肢・数値目標による歪み・誰がどう嬉しいのか・コードを安全に置き換える技術・チームの決定にしたい・ペア作業・通勤が嫌い・違うの 0 or 1 にしない・チームメンバーへの感謝など。子どものゆううつに向き合ったときの「楽になる考え方」なんてのもある。 記事へのリンクは GitHub のリポジトリから検索すれば出てくる (https://github.com/bouzuya/blog.bouzuya.net) 。

反省もいろいろある。

全体的に記事をきちんと書いていない。短いこと・説明を省略していること・節目をうまくつくれずにいること。たとえば、ソフトウェアの新しいバージョンをつくったら、それが何なのか・なぜつくったのか・どのようにつくったのかの説明を繰り返しでもゼロから見て分かるような形で書いたほうが良さそうだ。書籍などもそうだ。そんなに冊数を読んでいないけど、感想も何もないケースが多い。読むことがメインではあるけど、多少は……ね。

だらだらと同じものをつくっている。形だけのコミットがある。こういうのは良くないと感じる。途中でも切って次に進んだほうがいいんだろうなと。

こういうことはもっと細かいスパンで気付けるはずで、週ごとに週の記事……だけではなく、月ごとに今年の記事を読み返してもいいかもしれない。普段そこまでの余裕がないんだろうな……。ブログ記事を書く時間をあらかじめ確保しておくのが良いかもしれない。上の子はとても規則的な生活をしているのでそこにあやかっていくのも良いかもしれない。

2025 は仕事ではリーダー・マネージャーをバトンタッチした (全員がリーダーを経験してほしいという方針の施策から) 1 年で、新リーダーはもちろん、接点のある方も含めて、それぞれの考え方の違いがあることを感じた。開発面では AI エージェントが一気に強くなった年だった、逆に……ではないけど、容易に機能・実装をモリモリにできるようになってきている一方で、「削ぎ落とす能力」が重要で、そこにぼくの強みがあるように感じた。「なぜ必要な(誰がどのように嬉しくなる)のか」から、きちんと削ぎ落として、適切な枠におさめる。それを安定してやることは続けていかないといけないと思う。

2026 はどうだろう……。まだどうしたいをうまく描けずに居る。なんとなくで進めるなら「ガマン」の年になるような気がしている。


今日のコミット。