2016-12-19 VS Code 1.8 の multi-target debugging をためした
VS Code: Visual Studio Code の multi-target debugging を試した。
multi-target debugging は VS Code 1.8 から正式に追加された機能だ。 1.7 から experimental feature として入っていたらしいが、ぼくは試していなかった。詳しくは VS Code 1.8 の Release Note や機能について紹介している blog 記事を読むと良い。
multi-target debugging 自体は debugger をふたつ同時に起動できるだけだ。以前はどちらか一方しか起動できなかった。同時に起動できることで Node.js と Chrome の両方の debugger を同時に扱える。これは SSR: server-side rendering ありの SPA: single page application などで都合が良い。
ぼくは bouzuya/mr-jums で試した。対象 commit は 614b07e あたり。 server-side (Node.js) と client-side (Chrome) の両方を同時に起動し、指定の break point で止めることができた。もちろん step 実行もできた。良い。webpack や tsc の watch も効かせるようにしている。
これは multi-target debugging に限ったことではないが、 Node.js 向けの launch.json
の設定にすこし癖がある。.js
ではなく .ts
を指定することに違和感がある。node
なら .js
と .js.map
を指定でいいんじゃないのか……。
何にせよ、 VS Code は着実に良くなっているということだ。