2016-08-10 『交易王』であそんだ
『交易王』で遊んだ。
昨日 (2016-08-09) で『PANDEMIC パンデミック:新たなる試練』に区切りをつけたので、今日はさっそく『交易王』に挑戦した。
Twitter に書いた感想は次の通り。
交易王をふたりで遊んだ。商館を買い占めたあと、相手と商品コマを合わせながら、商品カードの枚数差を活かして、需要を支配し続けて勝利した。初回なのでルール確認の色は強かったのだけど、商館が強すぎるような。相手が小銭狙いで無駄に商品カードを使っていたせいもあるかも。
— bouzuya (@bouzuya) 2016年8月10日
ルールを書く。交易で富を成し、交易王を目指す。勝利条件は「商品カード」の山札がなくなったとき、もっとも多くの「貨幣」を保持していること。
ものとしては「貨幣チップ」「特殊カード」「商品コマ」「商品カード」がある。
「貨幣チップ」は「貨幣」だ。これを稼ぐことが目的だ。これを使って特殊カードを購入できる。
「特殊カード」は 4 種類ある。「船」「荷役」「商館」「協定」だ。「船」は 14 枚、ほかは 2 枚ずつだ。それぞれ 10, 12, 8, 11 の数字が打ってある。数字はその「特殊カード」の価格になっている。
「商品コマ」は「特殊カード」の「船」に載せて、交易中の商品を表す。 6 色 5 個ずつある。
「商品カード」は「商品コマ」と対応した 6 色で 10 枚ずつある。山札・場札・手札に配置される。
流れとしては、初期設定後、各プレイヤーは時計回りにターンをこなす。
初期設定は山札から各プレイヤーに 3 枚ずつ手札として配る。この手札は隠して持つ。また山札から場札に 6 枚を配る。これは需要だ。また「特殊カード」の「船」を各プレイヤー 2 枚ずつ配り、「商品コマ」を載せる。
ターンは手順 1 と手順 2 から成る。手順 1 は「商品コマの交換」「特殊カードの購入」「パス」のどれか。手順 2 は「商品カードの決算」「手札の補充」のどれか。これを山札切れまで繰り返す。
手順 1 の「商品コマの交換」は「船」に載せた「商品コマ」を 1 つ入れ替える。「船」をたくさん所有していても 1 ターンには 1 つだ。急な需要の変化には対応できない。
手順 1 の「特殊カードの購入」は「特殊カード」の説明で書いたとおり「貨幣」を支払い「特殊カード」を購入する。購入した「特殊カード」は「船」と並べて置いておく。
手順 2 は要するに手札を切るか、引くかだ。どちらかしかできない。
手順 2 の「商品カードの決算」は手札を場に出す。出せるのは 1 色のみ 1 〜 6 枚。場札の 6 枚の上に重ねて置く。出した「商品カード」の色と同じ色の「商品コマ」を「船」に載せているすべてのプレイヤーが「場札の同じ色の商品カード枚数」 * 「船に載せている商品コマ個数」の「貨幣」を得る。つまり、場札の「商品カード」=「需要」を、手札の「商品カード」によって変える。「需要」に対応できる「船」の分だけ「貨幣」を稼げる。
手順 2 の「手札の補充」は山札から手札に 2 枚を加える。
「特殊カード」の詳細を書く。
「船」は価格が 10 。「商品コマ」を 1 個だけ載せられる。
「荷役」は価格が 12 。手順 1 で「商品コマ」を入れ替えられる。 1 ターンで「商品コマ」を最大 2 個も変えられる。
「商館」は価格が 8 。手番終了時「手札」を 1 枚引く。1 ターンで「商品カード」を最大 3 も得られる。
「協定」は価格が 11 。決算時に収入があれば +2 の貨幣を得る。
こんなところだ。
割とシンプルなルールだ。行動の選択肢や目標も明確だ。ただ、行動には悩ましい部分もあるし、カウンティングによる推測も効きそうだ。面白い。