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2016-02-13 映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』をみた

映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』を観た。ネタバレをする。

映画館にて字幕 3 D 環境で観た。

ぼくは公開されるまで観たいと思っていたのだけど評判を聞き尻込みしていた。妻が観たいと言うので「オデッセイを観たいんだけど……」などの文句を垂れながら観に行った。

要約する。旧帝国軍であるファースト・オーダーとレイア・オーガナの率いるレジスタンスが戦っている。ハン・ソロとレイア・オーガナの息子であるカイロ・レンをルーク・スカイウォーカーに預けていたが、カイロ・レンはダークサイドに堕ちてしまいファースト・オーダー側の幹部として登場する。それが理由なのか、ルーク・スカイウォーカーは姿をくらましている。ここまでが物語以前のできごと。物語はレジスタンスがルークの居場所を記した地図の一部を手に入れ、それをファースト・オーダーが奪おうとするところからはじまる。地図を隠したドロイド BB-8 が逃亡中に主人公であるレイと出会う。レイはファースト・オーダーから逃げてきたストーム・トルーパーのフィンと共にさらに逃亡を続ける。ハン・ソロやチューバッカと出会い、レジスタンスに合流し、ファースト・オーダーの惑星破壊兵器であるスターキラーと戦う。その過程でハン・ソロは息子であるカイロ・レンに殺され、レイはフォースに目覚めはじめる。完全な地図を入手し、レイがルーク・スカイウォーカーに出会うところまでで終わり。

強い女性の主人公が好きだ。ただ本作ではまだ潜在的な様子で、episode 1 のアナキンのように強いフォースでちやほやされているような状態。精神的に弱いのが気になる。また、それは episode 4 からの層に合っているのか疑問だ。

老人が多い。あまりの多さに 40 年目の同窓会かと思った。

昔の要素を取り入れようと必死なのは分かる。逃げるドロイドと主人公の出会いや X ウィングでの敵施設への突撃などのシーン的なもの。ハン・ソロ、チューバッカ、レイア・オーガナ、ルーク・スカイウォーカーなどの過去の登場人物。ダース・ベイダーのようなカイロ・レンとデス・スターのようなスターキラーなどの悪役たちなど。個人的にはその必死さが逆に嫌だし、物語がややこしくなっているような……、テンポが全体的に悪いと感じるのもそのせいかもしれない。取り入れようとする一方で 1 作目からの登場人物であるハン・ソロを殺してしまったりというのはどうなんだろう……。

ジュラシック・ワールドのとき (2015-08-29) ほどのがっかりさはないが、ぼくの中ではもやもやとしている。