2015-08-04 b-html/b-html 0.7.0 をつくった
b-html/b-html 0.7.0
軽量 HTML b-html/b-html 0.7.0 をつくった。
変更点は次の通り。
- New Line Text (
|
) を追加。 - デフォルトフォーマットをインデントを含まない以前のものに戻した。
- 非公式なオプションとして demo オプションを追加。
互換性のない変更を加えた。以前の Text (>
) の場合には生成結果に改行などを含まないように戻した。理由としては HTML では改行は位置によっては空白文字と扱われるためいつもインデントしていると問題が出るため。逆に意図して改行したい場合のために New Line Text (|
) を追加した。
構文の追加はしたくないのだけどおそらくもうそこまで増えないだろうと踏んで今回は追加した。
それぞれの構文のイメージはこうだ。エディタで HTML を編集している場面を想像してほしい。
8 | <p>Line1
9 | Line2</p>
Text の >
は <p>Line1
の >Line1
の部分。前のタグの直後に書きはじめるイメージ。つまり改行は含まれない。
New Line Text の |
は 9 | Line2
の |Line2
の部分。エディタの行頭に書きはじめるイメージ。つまり改行が含まれる。
改行とインデントとが特別な意味を持つのでそれらを制御する構文が要るのだけど実際にはほとんどない。たいていの場合は空白文字は不要だ。念のための構文と考えていい。
bHtml(source, { demo: true })
のように demo オプションを有効にすれば上記の空白の問題を無視して整形して出力する。デバッグやデモに良いだろう。これは非公式なオプションとして用意しておき文書化はしないつもりだ。
また b-html/gulp-b-html を 0.1.3 にバージョンアップ。これは b-html を 0.7.0 に上げたもの。失敗したと思っているのは互換性のない変更なので 0.2.0 にすれば良かった。
また b-html/b-html-demo を 0.3.0 にバージョンアップ。これも b-html を 0.7.0 に上げたもの。こちらは demo の有効無効を切り替えられるように機能追加している。
先日つくったロゴを管理するためのプロジェクトのひながた b-html/b-html-logo をつくった。近いうちにつくる。