2014-10-20 『モダン Web 』をよんだ & hubot-claudia をつくった
『モダン Web 』をよんだ。また、hubot-claudia をつくった。1 日 1 Hubot スクリプトの 99 日目。
モダン Web は、モダン (いま、そしてすこし未来の) な Web のスナップショットをふかんし、短くまとめることに成功している本だと思う。
ぼくはこの本のもっとも良い点は、全体の分量と章ごとの分量とが軽い読み物としてちょうど良いことだと考える。各章はだいたい 20 ページから 30 ページ程度で、浅く広くといった感じ。もちろん、そんなページ数で詳細に説明するのは難しいので、章ごとの内容の濃淡はあるのだけど、この本はそれで良いと感じた。
例えば、JavaScript のライブラリに関する記述はずいぶんとあっさりしている。jQuery やら Modernizr を紹介して終わり。それだけだ。SPA がどうとか AngularJS がどうとかは一切ない。 その割に CSS のプロパティには変に細かい記述がついていたり、PhoneGap や Chrome の Store 向けのパッケージ設定ファイルの記述があったり。ムラがある。でも、たぶん、この本はそれでいい。
まだ動かない or 動くことを期待できない機能についても紹介されている。
あくまでも、この本が書かれた時点でのモダン Web がどんなものなのかをふかんする本なのだと思う。深く考えず、実用性について深く追求せず、軽く読む分にはまあちょうど良い本だと思う。
で、Hubot スクリプト。
hubot-claudia は「無茶しやがって」にクラウディア画像をつけてくれる Hubot スクリプト。
ネタ探しに MA10 の API リストを見ていたら、クラウディア素材集があって、その中のひとつの画像が「無茶しやがって」にしか見えなかったのでつくった。後悔はしていない。