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2014-05-19 Atom editor を Ubuntu 14.04 でためした

Atom editor を Ubuntu 14.04 でためした。

Atom editor は GitHub が開発しているオープンソースのテキストエディター。Chromium をベースとし、拡張用の言語として CoffeeScript を使っていると聞いて、ぼくとしてはかなり期待しているテキストエディターだ。

Atom のバイナリー配布は Mac OS X 向けしかないのだけど、 Ubuntu でビルドしてみたら思いのほか簡単にできたし、きちんと動くので喜んでいる。インストール手順は参考サイトを見ると良い。

ぼくの環境だとこれだけでいけた。

$ sudo apt-get install libgnome-keyring-dev
$ git clone https://github.com/atom/atom
$ cd atom
$ script/build
$ sudo script/grunt install

Ubuntu で Atom を使えるというのは、メインの OS が Ubuntu のぼくには大きな意味がある。

以前からぼくは Vim からの乗り換え先を探していて、 Atom の話を聞いたとき、これしかないと招待待ちをしたのだけど、いざ、承認されても意外と使わなかった。テキストエディターの乗り換えは大変だし、 Mac OS X は会社でしか使わないので、業務時間中に設定ファイルいじって遊んでいるわけにもいかないし、というわけ。

だけど、 Ubuntu で使えるとなるとメインのテキストエディターを Vim から Atom に乗り換えたい気持ちが高まってくる。 Vim の将来性のなさや、あの界隈の独特の気持ち悪さや、もう Vim Script は嫌なのだ。 Atom は将来性の塊みたいなテキストエディターだ。 Chromium ベースで JavaScript (CoffeeScript) を拡張言語として選択し、 GitHub がつくっていて、初期設定で十分に動く。かなり広い層をターゲットにしているし、プラグインのソースコードを眺めた感じ、拡張も簡単そうだ。

すこし触って気づいた注意点としては Ubuntu 14.04 だと Mac OS X とは違い Command キーがないので、ショートカットキーがいろいろと足りない。でも、キー設定は cson (JSONのCoffeeScript版) でさらっと書けば動くので余裕だし、 .platform-linux などで環境別の設定ができるので、 Mac OS X 以外でも問題なく動く。

まだ、ひと通りメニューバーにあるものを実行してみて、設定ダイアログをざっとながめた程度なので、まだまだだけど、まずは Vim から乗り換えるべく、がんばっていきたい。

とりあえず、せきが出るし、風邪っぽいので、もう寝る。