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2013-11-17 DevLOVE関西〜Decision〜に参加した

DevLOVE関西〜Decision〜に参加した。まあ、昨日のことだけれど。丸一日の長いイベントだったけれど、楽しかった。

ぼくの参加したセッションは次の通り。

  • オープニング・Kyenote 中村洋
  • 理想の就労環境とは何か 〜ある開発会社がブラックの真逆を徹底した先に見たモノ〜 大石 裕一
  • プログラマから経営者へ変わる決断と、プログラマを一生の仕事にする決断 倉貫 義人, 伊藤 淳一
  • キャラ立ちしたエンジニアになる! 新原 雅司
  • 大企業、未踏ソフトウェア、起業 - 様々な働き方から学んだ「モノ作り」のエッセンス 染田 貴志
  • (ダイアログ)未来のために我々の帆をたてよう 市谷 聡啓

詳細やらはイベントページからたどってほしいし、他の人のブログエントリを見たらきっと良い説明とかあるはず。

ぼくの気になったポイントをメモしとく。

まず大石さんと倉貫さんの話が全然違う点が気になった。セッションの内容は全然違うのだけれど、どちらも自分の会社やら仕事やら考え方やらを話していた。大石さんはエンジニアの生産性を最大化するために、開発以外のことをさせないようにお客さんとのやりとりを大石さんがしていると話していて、その直後のセッションではお客さんと直接やりとりすると。色々あるなあと。

大石さんの、フィードテイラーのやりかたってどうなんだろ。確かに阻害するもの(お客さんとのメールや電話)から離すのは良いのだけれど、もし、SPOFであるところの大石さんが倒れたらどうなるんだろうとか。会社が何かのきっかけでつぶれたらエンジニアはどうなるんだろう、と。副業を推奨している、とは言われていたけど、どうなんだろう。ぼく自身にてらしてどうかなあ。ぼくも転職してからお客さんとの接点がなくなったし、いま要件定義的なことをやれと言われたときにうまくできるだろうか。不安になる。その分だけエンジニアに対する要求に応えられれば良いのかもしれないけど、それが出来るのだろうか。良い悪いを言うのもそうだけど、ぼく自身がこれからどうすべきかというところで。

で、ソニックガーデンの方々。以前勉強会の配信で受けた印象通りなのだけれど、ドヤ感がウザい。東京から来られていて申し訳ないんだけど、やってることや考え方とかすごいんだけど、ウザい。生理的な問題はさておき、ぼくが話を聞いていて浮かぶのは、「おれ達のやり方すげーだろ」はまあ置いといて、そのやり方を納得してくれるお客さんとどうやって出会うのかとか、かなあ。仕事の仕組み云々よりそれが通る客を探す方が難しいと感じる。たぶん、そういうのを事前に知ってて、それで良いと思うお客さんが来てるんだろうとか、お試しみたいのを見て、これなら良いと納得させるだけの実力がある、とかかなあ。あんまり現実的じゃない感じ。もちろん、そういうすごい実力をもった集団だってことなんだろうけど。まあ、ウザい。懇親会とかでちょろちょろ話聞いてても、ホントすごいとは思う。岡山から来てた人と話したけど、距離とか問題にしない働き方とか良いね。あと倉貫さんは早口すぎてあんまり話が頭に残ってない。太もも叩く音ばかりが気になった。プレゼン資料もないしね。ゆっくりしゃべればいいのに。伊藤さんはパン屋が気になる。あれ、本編と関係なくなってしまった。

新原さんのは分かりやすい。タイトルが何か変わってたけど。同じようなものが並んでたとき、選ばれるようなキャラ立ちをしましょう、みたいな話。会場であなたはどんな人ですかみたいのが聞かれていて、何人か話されていた。ぼくは、手は挙げなかったのだけど、色々考えるところがあった。ぼくはどうなんだろ。キャラ立ってるかな。ただ目立つだけじゃダメで、できる何かがないとダメなんだよな。ぼくは何にしても中途半端で、「ついったーで何かうるさい坊主の人」くらいの扱いで、懇親会などではちょろちょろ話しかけられたりしたのだけれど、それは違うんじゃないの、と思ってしまう。ぼちぼちやるしかないか。

染田さんのセッションはお金や仕事についての感覚というか観点が染田さんの中で変わっていく流れがよく分かった。話がうまい。いまスライド見ても、良さが伝わらないんだよね。たぶん、話がうまい。バランス感覚とふかんできる視点が要るんだとぼくは思うんだよね。何かを変えるというだけのこだわりも要るけど、ひとりよがりはダメでお客さんを見ないといけないし、安いにこしたことはないけど、それだと継続性に問題が出るからお金はもらわないといけない。技術を軽視しちゃダメだけど、技術だけを見ていたらダメで。誰にどんな価値を提供するものを持っているのか手に入れる必要があるのかを考えて続けないといけない。そのためには、欲しがるだけじゃなくて諦めることも必要。あらゆる場面で選択はあるし、ときには大きなDecisionが要るんだろうな。

最後のセッションはグループで悩んでいることなんかをやりとりした。ぼくの将来への不安がテーマになってしまったせいもあって、最後は何やらぼくが相談しているだけみたいな形になってしまった。

ごちゃごちゃ書いたけど、楽しかったので何でも良い。TwitterのTL中心にご迷惑をおかけしました。ブログ書いてから現場に活かすまでが勉強会、だそうで、うーん、難しいなあ。

45 min.