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2013-02-23 カンボジアから、そのに

カンボジアから。三日目(実質二日目)の今日はアンコールトムへ。

バイヨンの彫刻は細かい部分へのこだわりが見えて良かった。劣化や損傷はあるものの、人の表情や衣服の模様までこだわりが見えた。描かれている人のポーズは同じで、描かれる方向などは統一されていながらも細かい部分で差異があり、面白い。なぜだか Scala の「同じ概念で小さなプログラムも大きなプログラムも記述できるべきである」という考え方を思い出した。

その他にも象のテラスやライ王のテラスやタプロムなどの名所を巡った。

特にタプロムは木々に侵食される遺跡の様子から、自然の力強さのようなものを感じた。樹齢300年だそうなので、屋久杉に比べればかわいいものなのかもしれないが、建物とそれにからみつくガジュマルという絵はなかなか刺激的だった。

あとは人がたくさん居た。おそろしい人数の観光客が居る。右を見ても左を見ても観光客。それどころか列をなして遺跡を歩く。遺跡の修復がどうのこうのとガイドが話しているが、同時に致命的な損傷を与えるのも観光客のような気がして仕方がない。そうでもしないといけないような経済状態があるのだろうけれど……。

こんなところか。

30 min.