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2012-03-25 日曜プログラマーの休日

ぼくは日曜プログラマーなので日曜日にはPythonスクリプトを書いて楽しむ。

今日は「MyJCB」からカード請求料金CSVデータ(確定済)を自動でダウンロードするプログラムを書いた。はてなブログ投稿プログラムを書いたときと同様にmechanizeを使って書いたのだけど、このライブラリは使い勝手があまり良くない。具体的には要素の選択がしづらい。n番目だったりname属性だったりで選択しなければならないので困る。jQueryのようにCSSセレクタを使いたい。まあ、とにかく、こんな感じであーだこーだ言いながら楽しく書いている。

冷静に考えてみると、1年に12回しか見る必要のないサイトのためにプログラムを書くのは効率が悪い。月1回、それもたかだか10分くらいの利用である。年間120分で済むところを、プログラムを書くために結構な時間を使った。Pythonに慣れていないせいもあるが、120分以上かけているはずだ。時間効率から見ると悪いことのようだ。

しかし目の前の効率でものごとを考えるのは良くない。時には一見効率の悪い方法がプラスに働くこともある。アリは効率の悪い道を通るアリのおかげで新しいエサを見つけるだろうし、ひとつの方法の効率を高めることに意識を集中させるとより効率の良い他の方法の存在を見落としがちになる。遠回りに見える方法にも良い面はあるかもしれない。

例えば今回のプログラミングはPythonに慣れ親しむことに役立っている。もしかすると仕事でPythonを使うかもしれないし、他のプログラムをPythonで書く際に経験を活かせるかもしれない。いや、きっと活かせるだろう。そんな風にポジティブに考えよう。

明日は月曜日だ。ポジティブに考えよう。時には効率の悪い方法がプラスに働くこともある。遠回りに見える方法にも良い面はあるはずだ。

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